チャレンジは成長のプロセス

「やったことのないことをやる」

これには、とても勇気がいるように思います。

「できなかったらどうしよう」「どうやってやろう」「やったところで周りの人にどう思われるんだろう」などなど色々と考えが巡ってしまうと、できなくなってしまうという方も少なくないのでは?

人にはそれぞれ得意なことや不得意なこと、苦手なことがありますが、それって能力なのでしょうか?

 

実はそれらは「経験」による「自己認識」であることが多いことをご存知でしょうか。

 

わたしは人前で話すことが苦手ですし、得意ではないと思っております。

しかし、患者さんには「分かりやすいね」と言われることもあれば、「聞きやすいね」とほめていただけることもあります。

 

これってどちらかが正しいわけではなく、どちらも正しいのです。

ただ、自分自身が「ヤダな」「ダメだな」と思っているから、また、上手く伝えられなかった経験を持つから、苦手だと思い、得意ではないと思うのです。

上手く伝わらなかった経験は、すべての経験のごく一部であるにも関わらず、です。

 

伝えたり、話したりするための練習や工夫を続けていけば、少なくとも何もしなかった時よりも、上手になるでしょうし、伝わり方もより深くなるのではないでしょうか。

 

「やったことのないこと」も同じかもしれません。

以前に「やったことのないこと」にチャレンジした時の経験や勝手に変なイメージをして、「こわい」「不安」などといったマイナスの想像を膨らませて、自分を委縮させてしまっているだけのことではないでしょうか。

 

「やったことのないこと」だから、イメージは自由です。

自分が何かの目的のために「やろう」と思えば、やってみてください。

たとえ、それがうまくいこうがいかまいが、自分にとって、それだけチャレンジした価値はあるはずです。

 

わたしたちも現在、あることにチャレンジ中です。

一緒に乗り越えていきましょう!!

 

学びの大切さ

多くの施術家が「今よりも優れた技術が欲しい」「最新の知識を得たい」と学びの姿勢をもっているのではないでしょうか。

「今の技術で十分」「今までの知識と経験が武器になる」もちろん、そういった一面もあるでしょうが。

「学ぶ」ということはとても有意義なことです。

そして、終わりはないように思います。なぜなら、ヒトについては分かっていないことが多々あり、正解がないからです。

ヒトには5大欲求と呼ばれるものがあります。これは段階的に満たしていくばかりではないようです。

「貧しくても大好きな仕事と仲間がいるから幸せ」という場合などがそうですね。

わたしたちが提供するサービスは施術であったり、物であったりします。しかし、そこには、会話やコミュニケーションといった部分もありますし、承認という部分もあります。

わたしたち自身が常に学びの姿勢を保つことは、顧客さんにとってもいい影響・サービスを受けることができるということ。

自己満足の学習ではもちろん他者の満足は得られませんので、ここは気をつけなければなりませんが。

 

学ぶことは視野を広げることにもつながります。

例えば、初めて海外に旅行に行ったとき、文化や習慣の違いに驚き、自分の国の良さを改めて実感したり、他国のすばらしさに気づいたりするものです。

触れることがなければ、知らないまま。裸の王様になってしまいます。

どんなことにも好奇心と素直な心をもって触れてみてはいかがでしょうか。

 

 

次世代の施術家、セラピスト、治療家として

ある大きな組織を作った治療家先生は、こんな風に言います。

 

人にはそれぞれ役割があり、期待するものがある。

だから、一人ひとりに合わせた対応が大事なのだ。

 

Taker 奪う人(お客様)

Fan 愛用者

Giver 提供者

Leadership 関わる人を活性化する人

どの層がよくて、どの層がわるい、という概念はありません。

わたしたち施術家が業界に入ったきっかけは、治療を受けたから(TakerやFan)だったという方も多いのではないでしょうか。

 

いつしか提供する側になり、ただ施術をするだけの存在から、患者さんにとって欠かせない存在となっている、、、

その証拠に、「ここが痛い」「ここが良くない」と言いながらも、痛みや不快感を取りたいだけではない患者さんがたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

 

わたしたちは健康や美容において、Leadershipをいつのまにか取っているのです。

Leaderである以上、凝り固まった自分の価値観や考えに固執するというのは賢明ではないように思います。

これだけ選択肢が増え、研究が進み、また環境も大きく変わっていく中でLeaderであり続けようと思ったら、やはり自分が最も謙虚に、どん欲にあることが大切なのではないかと思うのです。

 

過去は未来の経験値。

しかし、アップデートし続けないと、過去の栄光にすがる、時代遅れな人になってしまいます。

 

これからさらに健康や美容に対する需要が伸びてくると言われる今、わたしたちはLeaderとしてどんな選択をしていきたいのか?を今一度考えなおす、良い機会として、withコロナを過ごせるといいですね。