「患者さんや周りの人と上手にコミュニケーションを
取れる人がいるんですよねーあれって才能ですか?」
そんな質問をされたことがあります。
確かにコミュニケーションをとれるなと思う人って
いますよね。
逆にコミュニケーションが苦手という人もいます。
これって才能でしょうか?
そもそもコミュニケーションとは何か?という部分ですが
『コミュニケーションとは相手の反応を引き出すこと』
と定義づけられています。
望ましい反応を引き出すためには、様々な前提があります。
例えば、
『相手からの抵抗は、信頼関係(ラポール)が不足している証拠。』
というもの。
あなたの部下や子供があなたの言うことを聞かないということは、
信頼関係(ラポール)が不足していると
NLP(神経言語プログラミング)では教えます。
逆にラポール(信頼関係)が築けていれば、
相手はあなたの影響を無条件で受け入れるのです。
望ましい反応を引き出すことができないひとつの原因として
このラポール(信頼関係)不足が考えられるのです。
ラポール(信頼関係)を築くためにはいくつかのポイントが
あります。
ヒトは“同じ”が好きです。
例えば、
【話し方を合わせる】:スピード、リズム、テンポなど
【声を合わせる】:高さ、抑揚、強弱、声色など
【表情を合わせる】:表情、目、口角など
【顎を合わせる】:傾き、うなずきなど
【姿勢や動きを合わせる】:姿勢、ジェスチャーなど
【呼吸を合わせる】:呼吸のリズム
【雰囲気を合わせる】:落ち着き、熱気、穏やかさなど
これらはあからさまに合わせすぎると
バカにされているような印象を与え、逆に気分を害します。
あくまで、“さりげなく”を心がけてみてくださいね。
ということで、コミュニケーションは才能か?
という質問の答えとしては、
才能だけではなく、
スキルとして身につけることができることである、
が適切かなと思います。
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