顧客が本当に望んでいるものは?

お知らせ① 

全国の小学校での姿勢教育活動と
姿勢教育ができるインストラクター育成
のための活動資金をご支援ください。

クラウドファンディングで協力をお願いしております。
2020年1月10日までの期間限定となります。
どうぞよろしくお願い致します。
《世界一姿勢の良い国を目指して すこやかしせいプロジェクト》

↑ 上記のQRコードからご協力いただけます。

お知らせ② 

名古屋市の小学校への姿勢教育(出前教室)の導入にあたり

ボランティアスタッフ、協力してくださる方を募集いたします、

現在、1校でも多くの小学校で姿勢教育ができますよう活動中です。

ご希望の方や興味のある方は、メールにてお知らせください。

セオドア・レビットの有名な格言として

『ドリルを買おうとしている人は、ドリルが欲しいのではなく、穴を開けたいのだ』

というものがあります。

 

ホームセンターでドリルをレジに持ってきた人は、

ドリルのコレクターでない限り、別にドリルが欲しいわけではなく

ドリルを使う必要があるから、買おうとしているわけです。

 

つまり、ドリルを買おうとしている人の潜在ニーズ(ウォンツ)は

「穴をあけたい」です。

 

となると、「どんな穴を開けたいのか」を詳細に聞く必要があります。

そのうえで、その人にぴったりのドリルを勧めてあげることが最善です。

 

もしかしたら、棚を作るために穴を開けようとしているかもしれません。

そうなると、突っ張り棒を使ったり、粘着テープを使ったりと

穴を開けて棚を作るという以外の選択肢を提案することもできます。

 

顧客さんがドリルを買う目的を聞かなければ、

指定されたサイズやメーカーのドリルがなければ「あいにく品切れとなっておりまして…」と

お客さんを一人逃してしまうことになるかもしれません。

あるいは、どれだけこのドリルが素晴らしいのか?ということを

延々とプレゼンしてしまうかもしれません。

 

お客さんは、ドリルの素晴らしさを聞きたいわけでもなければ、

よっぽどでない限り、このドリルでなければダメというこだわりがあるわけでもなく、

希望する穴を開けられることができたらよいわけです。

 

要するに、顧客のニーズに応えるというのは、

顧客が表面的に言っていること(ニーズ)ではなく、

その奥にある望んでいること(ウォンツ)に応えるということです。

これは、どんな職種においても同じことです。

 

「身体が痛い」とあなたの院に来られるあの方は、

身体が痛くなくなることによって、本当はどんなことを望んでいるのでしょうか?

 

孫と遊びにいくことでしょうか?旅行に行きたいのでしょうか?

痛みを気にすることなく生活したいということでしょうか?

もしかしたら、グチを聞いてもらいたいのかもしれません。

 

土日はどこの施術院さんも満員御礼になっているとおもいます。

忙しい時ほど、このことを思い出しながら、丁寧に関わってみてはいかがでしょうか。

きっとこれまでとは違う反応を引き出すことができるはずです。

 

では、よい週末をお過ごしくださいね。

 

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